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深刻なドライバー不足の物流業界にNautoはどう立ち向かうのか?

深刻なドライバー不足の物流業界にNautoはどう立ち向かうのか?

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井田 哲郎
代表
ナウトジャパン合同会社

Nauto社は「技術が変える物流の未来」で登壇し、ブースの出展もされました。参加してみていかがでしたか?

海外ではモビリティのカンファレンスはいくつかあるのですが、日本ではモビリティの大きなイベントはないので、珍しさがありましたよね。

また、登壇している方々や来場者の業種が多様だったのも印象的でしたし、モビリティの未来にたいしての期待感が会場全体から伝わってきました。

実際にブースに訪れた方々と実際に話してみていかがでしたか?

ブースにはひっきりなしに様々な方がいらしていただきまして、100名以上の方と名刺交換をさせていただきまして、非常に良かったと思います。来場者の属性としては、自動車メーカー、サプライヤー、コンサルタントの方が多くて、本当に業界の垣根を越えて多様な方々が参加していると感じました。一方で物流の現場で働いてる企業は少なかった印象です。

パートナーシップやデータ連携に興味を持っている方が多かったです。我々も様々なカンファレンスに参加していまして、それこそトラックショーやオートモーティブワールドなどにも出ていますが、今回のカンファレンスはどのカンファレンスとも違うタイプの方々が沢山いました。色々な業界の方が一同に集まれるプラットフォームだと思うので非常にいいイベントだと思います。

今後、移動はどのように進化していくと思いますか?

個人と商用で大きく分かれると思っています。

個人については、スーパーアプリが現れ初め、GrabやDiDiなどはインフラとして確立されてきていて非常に面白いと思っています。実はアメリカではそういった形でマーケットを抑えている企業はなくて、Uberもインフラとまではいってないですし、日本では合従連衡が進んできていますが、まだまだ覇権が決まっていません。ペイメントの仕組みと合わせて、移動をマネージするアプリが出来上がってくると、日本のマーケットも大きく変わってきますし、生活の一部として移動を中心としたプレイヤーがスーパーアプリ化していくと思います。

商用の方はラストワンマイル の需要が爆発しているので、ここがきっかけとなってイノベーションが物凄い速度で進んでいくと思っています。すでに配送現場は破綻しつつあるので、色々な技術をどのように活用して、どのように物流を助けるのか、というのが直近の課題かなと。

業界的に近いところの話をしてしまいましたが、中長期の話については皆様が語っているとおりで、自動運転車によって運転手が開放され、車内でエンターテイメントを楽しむようになるとか、つながる街が作られていったり、この辺りは近い将来実現されると思っています。

先ほどの物流が破綻している、という話がありましたがどのように破綻しているのでしょうか?

これを問題をどのように解決していくのか、社会全体の課題になってきています。

私たちのセッションで楽天の滝澤様が24万人のドライバーが不足している、という話をしていらっしゃいましたが、物流を支えるドライバー不足が深刻なレベルで進んでいます。荷物を運ぶドライバーは不足しているのに、配送すべき荷物はどんどん増えている。eコマースでの買い物はこれからも減らないでしょうし、なんとかしないと日常生活に支障が出てきます。荷物が翌日に来なくなるというレベルならいいですが、重要なモノが届かない、となってくるとお金を多く支払った人だけが荷物が手に入る、という世の中になってしまいかねません。

また、ドライバーの数が足りなくなってくると、むやみやたらに大量採用をしてしまって、安全運転をしないスキル不足のドライバーが増えてしまいます。こういった問題は、日本に限らず世界中で起きてきます。

なるほど...。ドライバー不足はまさに社会問題ですね。御社はこの問題に対してどのように向き合っていくのでしょうか?

我々は法人が使用している社用車では業種を問わず使っていただいてるのですが、シェアリングカーとか、一般消費者の方が運転される場合においても、一番重要なことは安全だと信じていますし、そうあるべきだと思っています。

これからの時代、運転に慣れていない方がドライバーになったり、新規のプレイヤーが物流に参入してきたりするでしょう。そこでの課題はやはり安全の確保です。そこを我々Nautoが持っているコンピュータービジョンとAIの技術を使って、どのような局面でも安全なトランスポーテーションを確保していく。これが、我々のミッションだと思っています。

最後の質問です。Mobility Transformationに期待することはございますか?

モビリティに関する議論を業界の垣根を越えてできるプラットフォームは必要なので、是非とも拡大してほしいと思っています。

今後に期待する点でいうと、現場の方々がもっと多くなると面白いなと思っています。それこそトラック会社やバスやタクシー会社、や中小企業の社長さん、運行管理者様などの現場の方々がくると、いいミックスになると思います。

貴重なご意見ありがとうございます。今後もMobility Transformationをさらに進化させられるように頑張ります!

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